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新型コロナとの闘い

能登半島地震での経験

スペシャリストとしての決意

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​感染看護認定看護師

認定看護師半沢さん.jpg

▶ 感染管理認定看護師となった経緯は?
やはり、新型コロナ対応がきっかけでした。
県内の病院で、クラスターが次々と発生した当時、当院は何とかクラスター発生を防がなければならない、という強い使命感をもってコロナ対策に取り組んできました。
また、患者さんの受入面では、新型コロナが拡大しはじめた頃、患者さんの経路やゾーニングなどを確立し、新型コロナの対応をスタートさせましたが、県庁の担当部署からは、新型コロナ用の病床を増やすよう頻繁に連絡があり、現場は本当に大変でした。
スタッフ一丸となって、知恵を絞り、汗をかき、病院の施設を最大限有効活用しながら、新型コロナ病床を拡大させました。
そうした過程の中でつながりができた、福島県の新型コロナ対策をけん引していた方々から認定看護師を勧められたことがきっかけとなりました。

 

▶ 認定看護師となっていかがですか?
長野県の学校で10カ月間学び、昨年の末に認定看護師となりました。
それ以前でも、県内各地の病院でクラスターが発生した際、感染が拡大しないようゾーニングなどのお手伝いをさせていただきましたが、感染管理認定看護師となったことで、より実践的な効果的なアドバイスができるようになりました。

▶ 能登半島地震においても活動されました。
認定看護師となったことで、JMAT(災害派遣医療チーム)として現地に派遣され、感染予防やり患した方の対応に努めました。
ホテルでの長期の避難生活により、体力が落ち、身動きができない高齢者の方を発見、直ちに救急車を要請し適切に対応する、といったことがありましたが、災害時の医療体制の大切さを実感しました。
また、いくつかの中学校が共同で学んでいるところも訪問しましたが、先生方は、経験のない厳しい状況下で、感染や病気に関し常に不安を感じており、1日1回、感染の専門家である医療スタッフの訪問が、教育現場に大きな安心感を与えている、と感謝の言葉をいただきました。

▶ これからの抱負を教えてください。
新型コロナ対応により多方面での経験を積むことができました。今後は、感染管理のスペシャリストとして、各部門に対するサポートはもちろんですが、感染管理面から見た効率的・効果的な施設や物品の充実へのアドバイスなど、病院内での活動範囲を広げていきたいですね。

 

(制作担当Xより) 済生会が誇るアスリート系看護師。学生時代は、棒高跳びの選手として東北1位になったことも!現在は済生会ソフトボールチームの中心選手として活躍中!!

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