教育・研修
message
・一人一人に寄り添ったサポート
・先輩、後輩、共に成長
現任教育担当師長
All staff will support you
▶ 教育担当として心がけていることは? 10年ほど前、現任教育担当となってから、様々な研修に参加させてもらいました。 研修を通し学んだことは、風通しの良い職場、話しやすい雰囲気のある職場づくりが現任教育には大切だということです。 ▶ 具体的な取組は? 当病院の現任教育は、プリセプター制(先輩看護師によるマンツーマンでの指導)ではなく、病院のスタッフみんなで新人看護師を支えるシステムとなっています。 メンタル面などで新人看護師の相談相手となるサポートナースは設置していますが、技術的なことはスタッフ全体で支えることとしています。 ▶ メリット、デメリットあるかと思いますが プリセプター制の時は、新人看護師に問題があった時、「キチンと教えたの」と周りからプリセプターが責められることがありました。 結果的に、新人看護師、プリセプター両方に精神的ダメージが生じることもありました。 スタッフ全員でサポートするようになってからは、そのようなこともなくなり、新人看護師を迎える先輩看護師たちが「間違ったことは教えられない」とあらためて看護を勉強、お互いに成長することもできました。 応募の際、プリセプター制がないことに不安を覚える方が少なくないようですが、プリセプターから現在の制度に移行し、10年ほど経っていますが、目立ったデメリットはないと感じています。 ▶ その他、研修時に心がけていることは? 看護学校の実習から大変な思いをすることも多いかと思います。 そうした経験から、かなりのプレッシャーを感じ入職する方もいます。 私たちとしては、そうした思いを少しでも減らすことができるよう、まず、先輩・後輩に関わらず、お互いあいさつをキチンとする、あいさつからからはじめて、社会人としてのコミュニケーション力を高めてもらうようにしています。 ▶ 新人看護師さん、他病院から転職したキャリアナースの方は、済生会の研修システムを高く評価していました。 そう言ってもらえるのは嬉しいですね。 何十人もの新人看護師が入職するわけではないので、一人一人の新人看護師に寄り添うことができる、済生会ならではの今の研修システムは当病院にピッタリだと思います。 (制作担当Xより) 20歳で済生会に入職したAさんは、看護師を務めながら、3人のお子さんを育て上げました。お母さんとしての経験も豊かな教育担当責任者です。 また、Aさんによると、済生会は、産前産後はもちろん、子育てをするママさんに優しいため、3人以上のお子さんがいる看護師さんが少なくないとのこと。「教育」のベテランが多いんですね。
goal
経験年数ごとの目標
1st year
●ベッドサイドで基礎看護技術を習得
2nd year
●チームの一員としての役割が明確となる
●個々の患者に応じた看護の実践
3rd year
●日々の看護業務の中から、自分なりの課題を明確化
●後輩の新人看護師の育成
4th year
●組織内における役割のシンカ
●リーダーシップの芽生え
workshop
入職3年目ワークショップ